煙突から見えるのは水蒸気(水滴)です
投稿日:2021年12月 3日
煙突から見えるのは水蒸気(水滴)です
煙突から「白煙」が見えることがあります。これは適切に処理された排ガス中の水蒸気が、大気で急激に冷やされて水滴になることにより煙状となって白く見えるものです。冬場に吐く息が白く見えるのと同じで、気温が低い日、湿度が高い日に発生しやすくなります。また、見る場所によっては、光の加減により灰色に見えたりすることもあります。
一般的には、水蒸気ではない「ばい煙」は煙突先端からすぐ煙が見えますが、水蒸気の「白煙」は煙突先端と白煙の間に透明な部分があるため、その違いが分かります。